老後資金の備え方。
個人型確定拠出年金(iDeCo)で節税と年金を増やそう

iDeCo

HIKARI

こんにちは♪ HIKARI( @hi_t0704 )です。

老後資金2000万円問題が報道されて、老後資金に不安を覚えた方もいるかと思います。私もその一人です。

備え方は色々あるかと思いますが、今回は備えの一つとしてパート主婦の私が
個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入したことについて書いていきます。

確定拠出年金(iDeCo)概要

2017年1月1日から第3号被保険者でも個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入することができるようになりました。

確定拠出年金(iDeCo)についてはネット上に沢山情報があるので詳細は割愛しますが、要は高い節税効果で資産運用ができるのがメリットです。

  • 毎月の掛金が全額所得控除となる→住民税・所得税の軽減
  • 運用益が非課税となる
  • 受け取る年金に一定額税金がかかならい
  • 運用利回りが良ければ預金より資産を増やせる

いいことばかりに見えますが、注意点もあります。

注意点
  • 60歳まで受け取れない
  • 途中解約できない(掛金の拠出を止めることはできる)
  • 専業主婦は所得がないため所得控除の効果がゼロ
  • 配偶者の扶養に入るため所得を抑えていると所得控除の効果が薄い
  • 資産運用は自己責任、失敗すれば資産が減る

ここで年収と〇〇万円の壁を整理してみます。(主なもの)

103万円130万円150万円
所得税が発生する配偶者の社会保険の扶養から外れる配偶者特別控除の満額(38万円)が受けられる上限

例えば所得税が発生しないよう、年収を103万円以内に抑えて働いている人にとっては元々所得額がゼロとなるため、所得控除できる所得はありません。この場合、所得税と住民税が軽減されないため、おススメできません。

取扱金融機関

取扱金融機関によって、口座管理手数料や扱う金融商品に違いがあるため、複数取扱金融機関に資料請求等を行い、比較検討することをおススメします。
私は元々積立NISAをやっていたので、積立NISAと同じ金融機関に口座開設しました。比較検討には次のサイトが役に立つと思います。

参考 個人型確定拠出年金(iDeCo)について iDeCoナビ(個人型確定拠出年金ナビ)

申し込んだ金融商品

私は40代なので、運用期間は約20年程あります。
まだ期間はあるのでアクティブに運用する商品を選びました。
拠出金はとりあえず最低額の5000円にしました。運用がうまくいっていたり、家計に余裕ができれば増やしていきたいとは思っています。

外国株式(米国株)90%
日本国債10%

日本株にしなかったのは、日本株は基本米国株の動きに連動しますが、米国株と比べて株価の値上がりが悪く、 値下がりは同じくらいと感じているからです。

基本的に外国株100%でも良いと思っていますが利益確定を見越して、今回は10%日本国債にしました。

毎月9:1で拠出を数年継続すると、外国株の景気が良い場合、外国株式の割合が上がっているので、割合が9:1に戻るようスイッチングを行います。
※外国株式で儲かった分で日本国債を買うことで利益を確定させる。

利益確定するなら初めから外国株式と定期預金で運用すればよいと思うかもしれませんが、定期予期ではほぼ運用益が見込めないため(金利が低すぎる)、定期預金の代わりに日本国債を選択しました。

確定拠出年金は長期投資になるので、ドル・コスト平均法で資産運用するのが肝要です。株価が下がっている時にも継続して購入することで、長期的に運用益が出るのを目指します。

参考 ドル・コスト平均法Wikipedia

60歳に近づくにつれて、8:2、7:3・・と徐々に外国株式と日本国債の割合を変更していき、最終的に1:9、年金受給前には定期預金にスイッチングし年金受給に備える予定でいます。

運用益の試算と所得控除額

仮に毎年60000円を拠出し、口座管理手数料を差し引いても平均年3%の利回りで運用できたとして、20年間運用した場合、タンス貯金と比較すると約41万円の差がでます。

iDeCoタンス貯金
60000×26.870(※1)≒161万円60000×20=120万円

※1)毎年積立額60000円を年利率3%で20年運用した時の年金終価係数

もちろん運用に失敗してしまう可能性もありますが、ドル・コスト平均法だと結果的に運用益は出るものと認識しています。拠出額を増やせばその分運用益も大きくなるので、少しずつでも拠出額を増やしていこうと考えています。

また上記例の場合、毎年全額60000円が所得控除されます。
これは個人年金保険料控除の所得税控除額上限40000円よりも多くなります。(小規模企業共済当掛金控除)

以上、私が始めた確定拠出年金(iDeCO)について紹介してみました。


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HIKARI

みなさんの老後資金の備えに少しでも参考になったら嬉しいです。おわり♪

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